昔の文学者

和歌というのは元々武士のものなんです。
まあ、武士と言うと教科書の歴史では平安以降になるけど、要は神武天皇の頃から天皇に従い戦いによって日本を平定した人間達のもの。
平安時代は藤原氏によって惰弱な貴族文化に成り下がったわけだけど、ここで和歌は単なるステータスの尺度になってしまった。今ならちょっと英語を話せるということで大威張りしてる馬鹿者と同じ。知性とは全然関係ないんです。

「祇園三女」なんて有名だけど、まあこの時代は芸妓が多いんです。
芸妓と言っても馬鹿にしてはいけない。彼女らは庶民の文化の発信源であり、大名達も彼女らに通っていろんなことを教わったり教えたりという交流を持っていたんですから。
江戸時代を代表する文学者として、上田秋成と曲亭馬琴(滝沢馬琴)が入っていないのは片手落ちもはなはだしいですね。特に馬琴が書いた南総里見八犬伝は「西の源氏物語、東の里見八犬伝」と言われる位で、日本文学を代表する作品と考えられているのに。

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